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2匹の父親マウスから子マウスが誕生

テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンターの研究チームは8日、幹細胞技術を用いて、2匹の父親マウスの遺伝子を受け継ぐ子マウスを誕生させることに成功したと発表した。人間に応用することで、同性カップルが「遺伝学上のわが子」を持つことを可能にしてくれる技術。
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研究は、オス(XY)マウスの胎児の細胞を操作して、人工多能性幹細胞(iPS細胞)株を作製した。具体的には、成熟細胞の遺伝子を再プログラミングして胚性幹細胞(ES細胞)に似た状態にした。
このiPS細胞株から成長する細胞の一部は、その過程でY染色体を失い、XO細胞となった。このXO細胞をメスのマウスから採取した胚に注入したものを「代理母」マウスに移植したところ、父親由来のX染色体1本を持った子どもが生まれた。
成長したマウスを通常のオスのマウスと交配させたところ、生まれた子はオスもメスも、2匹の父親の遺伝的関与を示していた。

研究結果が発表された米医学誌「Biology of Reproduction」は、技術的に困難ではあるが、この技術を応用すれば、将来は男性2人の遺伝子を受け継ぐ子どもを産むことが可能になるかもしれないと述べている。

レズビアンカップルは、女性から精子を生み出すことで、母親2人の遺伝子を持つ子どもができる可能性がある。ニューカッスル大学の研究チームは2008年、女性のES細胞から初期の精子細胞をつくり出すことに成功している。(翻訳・編集:ゲイジャパンニューススタッフ)
http://gayjapannews.com/news2010/news41.htm
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