【アメリカ】男女別学校、「男性でも女性でもない」学生に苦慮
アトランタ(CNN) 米国各地の男子校や女子校が、従来のような男女の区別に当てはまらない学生にどう対処すべきかという問題に直面している。

ケビン・マーフィーさんは2003年、マサチューセッツ州の女子大マウントホリオークカレッジに入学した。入学時は女性だったが、卒業する時は男性になっていた。
ジョージア州の男子校モアハウスカレッジに通っていたフィリップ・ハドソンさんは、自分の性別は男性にも女性にも当てはまらないという。
男性でも女性でもないという学生やトランスジェンダーの学生、性別を変更中の学生などが存在する中で、大学側が学生の性別を見極めるのが難しくなっている。マサチューセッツ州の女子校スミスカレッジに通うロスさんは、最近女性から男性に転換した。男子校のモアハウスでは昨年、生徒数人が女性の衣類やバッグ、ハイヒール姿でキャンパスに現れて問題になった。
ほとんどの学校には入学許可後のこうした生徒の扱いに関する規定がなく、在籍を認めるかどうかが論議になっている。
ホリオークカレッジの広報によれば、同校にトランスジェンダーなどの学生に関する規定はなく、あるのは「女性のみ入学を認める」という規定のみ。「女子を入学生として迎え、卒業生を送り出す。生徒はそれぞれに育っていく」という。
一方、男子校のモアハウスでは昨年、女性の装いを禁じる校則ができ、校内には禁止の掲示が張り出された。
同性愛やバイセクシュアルの学生でつくる団体「キャンパスプライド」会長のシェーン・ウィンドマイアーさんは「男性的男性という概念に当てはまらなくても成功は収められる。女性についても同じだ」と話している。
http://www.cnn.co.jp/usa/30000834.html

ケビン・マーフィーさんは2003年、マサチューセッツ州の女子大マウントホリオークカレッジに入学した。入学時は女性だったが、卒業する時は男性になっていた。
ジョージア州の男子校モアハウスカレッジに通っていたフィリップ・ハドソンさんは、自分の性別は男性にも女性にも当てはまらないという。
男性でも女性でもないという学生やトランスジェンダーの学生、性別を変更中の学生などが存在する中で、大学側が学生の性別を見極めるのが難しくなっている。マサチューセッツ州の女子校スミスカレッジに通うロスさんは、最近女性から男性に転換した。男子校のモアハウスでは昨年、生徒数人が女性の衣類やバッグ、ハイヒール姿でキャンパスに現れて問題になった。
ほとんどの学校には入学許可後のこうした生徒の扱いに関する規定がなく、在籍を認めるかどうかが論議になっている。
ホリオークカレッジの広報によれば、同校にトランスジェンダーなどの学生に関する規定はなく、あるのは「女性のみ入学を認める」という規定のみ。「女子を入学生として迎え、卒業生を送り出す。生徒はそれぞれに育っていく」という。
一方、男子校のモアハウスでは昨年、女性の装いを禁じる校則ができ、校内には禁止の掲示が張り出された。
同性愛やバイセクシュアルの学生でつくる団体「キャンパスプライド」会長のシェーン・ウィンドマイアーさんは「男性的男性という概念に当てはまらなくても成功は収められる。女性についても同じだ」と話している。
http://www.cnn.co.jp/usa/30000834.html
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