中国全土を騒がす女装アイドル【劉著(リウ・ジュウ)】
(Record China) 2010年5月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、中国で話題の人物「著姐」を取り上げた。

2010年5月、「偽娘」「著姐(著姉さん)」こと劉著(リウ・ジュウ)さんが、中国全土の話題をさらっている。中国の男性アイドルを選出する人気オーディション番組「快楽男声」は、現在、予選が始まっているが、そこに彗星のように登場したのが劉著。早くも中国中の注目をかっさらう超注目候補となった。
「偽娘」とは「女装した男性」を指す言葉。元々はアニメキャラによく使われる言葉だったというが、劉の美貌とハスキーな声はもはや女性そのもの。番組ではある審査員が「本当は女性なんでしょ」「身分証明書見せてよ」とからみ、果ては「人肉捜索(ネットユーザーが協力して個人情報を特定すること)して欲しい」と発言してネットユーザーの批判を受けるなどの騒ぎとなった。5月8日の予選では、一転して男物の衣装で登場。成都地区トップ50への進出を決めた。
ネットユーザーの盛り上がりを受け、報道も過熱。すでに数百を超える「著姐」の記事が掲載されたばかりか、「普段から女装しているのか?」「同性愛者か、異性愛者か?」「性転換手術はしないのか?」などなど無配慮な記事も飛び交っている。
この「偽娘」騒ぎは、かつて同じくオーディション番組から人気歌手となったクリス・リー(李宇春)を想起させる。中性的なルックスの彼女は、2005年、「快楽男声」の姉妹番組「超級女声」で、若い女性から圧倒的な支持を集めて優勝。今や中国を代表するスターの1人となった。その背景にはルックスの良さ、新鮮さもさることながら、「女性アイドルではなく、自分で曲をかける本物の歌手になりたい」と公言し、新たな道を切り開こうとするリーの生き方への共感があったように思う。
爆発的な注目を集める「偽娘」劉著。たんなる一発屋で終わらず、リーの後を追うためには、中国社会を揺るがし人々の心に訴えかける「何か」を見せられるかにかかっている。
http://www.gaylife.co.jp/news/2834/2857.html

2010年5月、「偽娘」「著姐(著姉さん)」こと劉著(リウ・ジュウ)さんが、中国全土の話題をさらっている。中国の男性アイドルを選出する人気オーディション番組「快楽男声」は、現在、予選が始まっているが、そこに彗星のように登場したのが劉著。早くも中国中の注目をかっさらう超注目候補となった。
「偽娘」とは「女装した男性」を指す言葉。元々はアニメキャラによく使われる言葉だったというが、劉の美貌とハスキーな声はもはや女性そのもの。番組ではある審査員が「本当は女性なんでしょ」「身分証明書見せてよ」とからみ、果ては「人肉捜索(ネットユーザーが協力して個人情報を特定すること)して欲しい」と発言してネットユーザーの批判を受けるなどの騒ぎとなった。5月8日の予選では、一転して男物の衣装で登場。成都地区トップ50への進出を決めた。
ネットユーザーの盛り上がりを受け、報道も過熱。すでに数百を超える「著姐」の記事が掲載されたばかりか、「普段から女装しているのか?」「同性愛者か、異性愛者か?」「性転換手術はしないのか?」などなど無配慮な記事も飛び交っている。
この「偽娘」騒ぎは、かつて同じくオーディション番組から人気歌手となったクリス・リー(李宇春)を想起させる。中性的なルックスの彼女は、2005年、「快楽男声」の姉妹番組「超級女声」で、若い女性から圧倒的な支持を集めて優勝。今や中国を代表するスターの1人となった。その背景にはルックスの良さ、新鮮さもさることながら、「女性アイドルではなく、自分で曲をかける本物の歌手になりたい」と公言し、新たな道を切り開こうとするリーの生き方への共感があったように思う。
爆発的な注目を集める「偽娘」劉著。たんなる一発屋で終わらず、リーの後を追うためには、中国社会を揺るがし人々の心に訴えかける「何か」を見せられるかにかかっている。
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