不動産屋の怖い話「赤いクレヨン」
ある夫婦が今まで暮らしていたアパートが手狭になってきたことと、貯金が溜まったので念願だったマイホームを購入することを決めた。
新築するだけの資金はないので中古物件で妥協することにして、不動産屋に相談した。「出物だ」という価格の割には綺麗で適当な広さの中古住宅を購入することになった。
引越しを終えて新生活を始めた二人は、あることに気がつく。
掃除した後でも廊下に赤いクレヨンが落ちていることがあるのだ。
夫婦は不動産屋に「この家で何かあったのか」と聞くが、不動産屋は「そういった事件は起きていない」と答えた。
しかし、何か思うところあったのか不動産屋は夫婦の元を訪れて家を再検証することにした。
何も変わったことはないように見えたが、不動産屋は家の間取りから「存在しなければならない部屋」があることに気づく。
不動産屋は夫婦に了解を取って、夫と一緒に壁を壊し、隠されていた部屋を発見する。部屋の壁には赤いクレヨンで・・・・。
「オカアサンダシテ オカアサンダシテ オカアサンダシテ オカアサンダシテ……」
とびっしり書かれていた。
新築するだけの資金はないので中古物件で妥協することにして、不動産屋に相談した。「出物だ」という価格の割には綺麗で適当な広さの中古住宅を購入することになった。
引越しを終えて新生活を始めた二人は、あることに気がつく。
掃除した後でも廊下に赤いクレヨンが落ちていることがあるのだ。
夫婦は不動産屋に「この家で何かあったのか」と聞くが、不動産屋は「そういった事件は起きていない」と答えた。
しかし、何か思うところあったのか不動産屋は夫婦の元を訪れて家を再検証することにした。
何も変わったことはないように見えたが、不動産屋は家の間取りから「存在しなければならない部屋」があることに気づく。
不動産屋は夫婦に了解を取って、夫と一緒に壁を壊し、隠されていた部屋を発見する。部屋の壁には赤いクレヨンで・・・・。
「オカアサンダシテ オカアサンダシテ オカアサンダシテ オカアサンダシテ……」
とびっしり書かれていた。
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